目次
【要注意】完璧主義でしんどくなる人に多く見られる5つの特徴!
完璧主義はうまく機能すれば成功や成果を産みますが
うまく機能しないと様々な悪影響を及ぼします。
ではどのような行動や態度が「完璧主義」と定義されるのでしょう?
一口に完璧主義と言っても様々な表れ方があります。
- ミスや失敗をゼロにしたがる
- 自分で基準を設定する
- 期待に応えようとする
- 「知識・確信・安全」に絶対を求める
- 最高の結果・トップでありたい
今回は元ハーバード大学医学大学院で
現在は国際強迫性障害財団の理事を務めるジェフ・シマンスキーの提唱する
完璧主義な人の様々な特徴をいくつかご紹介します。
しんどい完璧主義の特徴①ミスや失敗をゼロにしたがる
皆さんも完璧主義と聞くと真っ先にこのような人が思い浮かぶのではないでしょうか?
完璧主義の特徴の1つはミスや失敗を極限まで減らそうとする行動や態度です。
この特徴は質の高い作業や仕事を生み出すこともありますが
「もしミスがあったら…」
「もっと時間をかければ失敗しないで済むかも…」
のように「たら・れば」で頭が一杯になり不安や
作業に取り掛かるのを憂鬱にさせてしまうこともあります。
しんどい完璧主義の特徴②自分で目標を設定する
完璧主義2つ目の特徴は「自分で目標を設定する」です。
完璧主義の方の多くは会社や親・上司などから与えられた目標やノルマの他に
自分で目標を設定し、それをクリアしようとします。
自分で目標を定め、努力することで
忍耐強く頑張れたり、達成感と満足感を味わうことができます。
しかし、目標の設定が高すぎると
- まだまだ自分は不十分なんだ
- 自分は完璧になれない
- 目標を達成するために絶対こうしなければならない
など自尊心の低下や、自己批判的な思考
ルールに囚われるなどになってしまいます。
しんどい完璧主義の特徴③期待に応えようとする
完璧主義の3つ目の特徴は、誰から見てもいい評価を得ようとしたり
他人の期待や求めに完璧に答えようとすることです。
上司や親、身の回りの人に期待され、それに応えることはまさに人生の喜び
努力が報われた感覚などがあり、それを求めることは自然なことです。
ですが、それを完璧に行おうとしてしまうと
- 無理な要求ばかりされている
- いつも追い立てられている
- 期待に応えられなかったらどうしよう、不安
など他人の目にストレスや不安を感じたり
他人の顔色を伺い、他人のために生きてしまいます。
過度にプレッシャーを背負い込むなど
自分の「人生の価値」や仕事の方向付けに苦しむなどに陥ってしまうこともあります。
しんどい完璧主義の特徴④「知識・確信・安全」に絶対を求める
知識が広く、確信を持てるようにリサーチを行い
極力安全に気を使い注意を払うことはどんな作業にも求められる理想的な行動です。
知識がなく、確信が持てないのに
リスクに目を向けず初めた事業や投資は高確率で失敗するでしょう。
可能な範囲で完璧を求めようとするのは良いことです。
ですが完璧を求めすぎてしまうと
全ての行動を疑うようになってしまいます。
リスクがゼロで、必ず成功する選択肢は世の中に皆無といっていいかもしれません。
時間を費やしたものの「いい結果だけが得られる完璧な方法」が見つからず
最終的に「行動しないこと」を選択してしまう場面も出てきてしまいます。
しんどい完璧主義の特徴⑤ 最高の結果・トップでありたい
トップを目指すこと・誰にも負けない何かを得ようとすることは
行動の原動力やモチベーションに繋がります。
完璧主義の人が持つ
という思いは上手く利用できれば成果へと繋がります。
ですが「比較」する心理が度を越して強くなってしまうと
- 傲慢になる
- 執着する
- 比較の心理に囚われる
- 他人を貶めたり蹴落とそうとする
- 地位に固執して人生の価値を見失う
などのデメリットがでてしまうときもあるのです。
まとめ
完璧主義は成功の元にもなりますし
上手く機能せずにデメリットとして現れることもあります。
今回ご紹介した完璧主義の傾向は
多かれ少なかれ誰しも持っている特徴です。
今回ご紹介した完璧主義の傾向が自分に有ると分かったら
次はそれが
- 健全に作用しているか
- 不健全に作用しているか
を見極めましょう。
そして不健全に働いて、マイナスの効果が出てしまっている特徴は
健全に働いてプラスの効果を発動できるように
機能の仕方を変化させていきましょう。
完璧主義自体は良いものでも悪いものでもなく
自分の中から消し去らないといけない特徴というわけでは無いようです。
- ミスや失敗をゼロにしたがる
- 自分で基準を設定する
- 期待に応えようとする
- 「知識・確信・安全」に絶対を求める
- 最高の結果・トップでありたい