初回はメンタリストDaigoさん著 「限りなく黒に近いグレーな心理術」の紹介です。
限りなく黒に近いグレーな心理術の感想
この本はショートストリーを紹介した後に
その中に隠れていた心理テクニックを解説してくれます。
車の営業に人気のマネーセミナー、男に貢がせる女の子から夫婦関係まで
どうして上手く行く人とそうでない人がいるのかのヒントが沢山詰まった一冊です。
社会心理学をわかりやすく解説していて、心理学の導入にもってこいです。
限りなく黒に近いグレーな心理術の読みやすさ
この本はとても読みやすいです。
読書に苦手意識がある私からみてもGaiGoさんの本はどれも読みやすく
専門的な予備知識も殆ど必要ないと思います。
DaiGoさんの著書は、読み易さ、読み終えるまでに必要な時間の短さは
近年ますます洗練されていると感じています。
特に2014年以降に出版された本は読書習慣の無い私でも最後まで読み切れるものばかりです!
さらにこの本が専門書ではなく科学を優しく解説した
ポップカルチャー本である事も読みやすさの一つです。
多くの社会心理学の本は実験や統計、過去の現象から根拠を示して解説を行っています。
そして最後に実用編やどのように日常で活用できるか解説されている場合が多いと思います。
つまり、現象の説明と実用的な説明が8:2ぐらいのイメージ
そのくらいの内容じゃないと研究者としての著者の威厳にも関わるのかもしれません。
ですがこの「限りなく黒に近いグレーな心理学は」
実際に日常で使われている実用的な解説が8、専門知識の解説は2
普通の心理学の本とは逆の構成になっていると思います。
今まで詳しい解説が求められていた社会心理を公式の様に使い
日常的なストーリーのどこでその公式を適用するのか解説してある
参考書の様な使いやすさがあると感じました。
限りなく黒に近いグレーな心理術感想
当時YouTubeでDaiGoさんの魔法のようなパフォーマンスを見た私は
DaiGoさんに対し異世界転生してきたアニメの主人公を見るような強い憧れを抱いたのです。 😮
普段本も読まない私でしたがまずは試しに一冊読んでみようと
Amazonでポチったのがこの「限りなく黒に近いグレーな心理術」でした。
正直、私がこの本を手にした理由は。。。
「人を出し抜きたいい!!」「なんか人間関係で得したい!!」
そんな煩悩にまみれ購入してしいました (バカ) 😆
しかし、そんな私に天罰が下るのです。。。
今まで私はビジネス書なども読んだことがなく
同じサイズの文字が永遠に並んでいる=本=睡魔 そう思っていました。
早速本を読み始めた私が感じたのは「なんて読みやすいんじゃ!」という驚き。
適切な行間、太字やアンダーラインでの強調各章ごとの要約 飽きさせないショートストリーの構成
専門用語解説の丁寧さや ストリー自体がとても身近なことなどから十分理解できる内容になっています。
今までに無いスムーズさで各章をどんどん読み進めていました!
全部を読み終えた時に胸に押し寄せた強い達成感!!新たな知識を得る喜び!!
そして「人を出し抜く」どころか、今まで出し抜かれ、社会から搾り取られていた愚かな自分自身との対面でした 😥 😥
ぬぁああああああああ!!自分が車を買った時、レストランでメニューを選んだ時
全然着てない服を店員に勧められ買った時
その全てがこの本を読んでるうちに回想されました。
世間に誘導され操作されていたのは私自身だったのです。。。
今となってはこの悔しい感情が
私を更なる心理学への道へと駆り立てたのだと思っています。
世の中にこんな事を調べたり実験している人がいるなんて知らなかった!
まとめ
本作は飽きずに読める、読みやすい、実生活に近いショートストリー仕立て!
DaiGoさんの著書は解説がわかりやすく、予備知識が無くても読める本が殆どです。
また近年読みやすがどんどん上がっています。
特に2014年以降のものは読書に苦手意識のある私でも読みやすいものが殆どです。
私見ですがGaiGoさんの著書でも初期のものは読みにくさを感じたものもあります。
この本のお陰で無知であることのリスク
私の所得を守るには相手の戦略を知らなくてはいけないんだと強く感じられたことが一番大きいです。
自分の身を守れるのは自分だけ、知識という武器を身につけていこうと思える一冊です。
ロバート・B・チャルディーニさんやサム・サマーズさん他
より専門性の高い本を読まれる前に社会心理学のベースを分かりやすく理解できるのでとてもオススメです。
コメントを残す