うつ病の原因!?反芻思考チェックテスト

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うつ病の原因!?反芻思考チェックテスト

 

反芻(はんすう)とは、牛、ヤギ、羊などが一度飲み込んだ草を口に戻して改めて咀嚼(そしゃく)すること。

 

そして反芻思考は、嫌だったこと、過去のミス、後悔、欠点などを頭の中で繰り返し考え続けてしまう現象です

 

 

これがさらに、仕事中や、休暇、リラックスタイムなど、別のことをしている、考えるべき時ではないのに頭に繰り返し思考が浮かんできてしまう状態を「侵入性の反芻思考」と言います。

 

羊を数えても眠れない

 

「反芻思考」はうつ病の最大原因の一つとも考えられており、反芻思考傾向が強い人ほど抑うつや不安が強いという報告が多くあります。

 

皆さんもネガティブな思考にとらわれてしまった経験が一度はあると思います。

 

今回は心理療法でも使われる、皆さんの反芻思考の傾向がどのくらい強いのか確かめるテストをご紹介します。

 

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反芻思考チェックテスト

 

今からご紹介する7つの質問を5点満点で評価してください。

 

  • 5点=いつもそうである
  • 4点=多い
  • 3点=時々ある
  • 2点=少ない
  • 1点=ほとんどない

それではテストスタートです!

 

質問

  1. 考えるのは止めたいと思うようなことでも、意識が集中してしまう事が多い。
  2. 自分が言ったことや、行った行動を何度も頭の中で振り返っている。
  3. 自分に関するネガティブ思考を止めるのが難しい時がある。
  4. やってしまったことを振り返って考え込む時がある。
  5. 議論や対立が過ぎてしばらく経った後で、その内容について思い返す事がよくある。
  6. 過去の特定の状況について、自分が振る舞った行動を頭の中で再生する事がよくある。
  7. 恥をかいた体験を頭の中で思い返す作業に時間を使う事がよくある。

 

質問に答え終わったら、点数を合計して、7で割って平均点を出し、あまりは切り捨ててください。

結果を見てみましょう。

 

平均点1〜2点

ほとんど反芻志向をしないタイプ。

ネガティブな反芻が始まってもうまく断ち切る事ができています。

反芻思考とは違う、客観的な自己観察や自己認識の能力を磨いていくことをお勧めします。

 

平均点3〜4点

反芻思考レベルは普通です。

反芻思考を止められる時と、止められない時があります。

 

反芻思考がどのような状況で起きるか、反芻思考を自覚することから初めて、対策をとりましょう。

 

平均点5点以上

 

反芻思考レベルは非常に高い状態です。

侵入性の反芻思考もよく起き、自覚があっても反芻思考を止める事が難しい状態です。

 

まずは反芻思考が起きやすい状況を理解しましょう。

 

誰に会った時、どこへ行った時、週の初めか週末か、自分が反芻思考に取り憑かれてしまうシュチュエーションを理解して対策を行いましょう。

 

まとめ

 

過去を振り返って、自分の言動を再評価するのはいい事です。

 

過去の失敗から学び、次に生かす事ができるからです。

 

ですがネガティブな思考にとらわれ、他のやるべき事が手につかなくなるほど、自分のコントロールから外れた反芻思考は呪縛(じゅばく)のようです。

 

適切な対応策をとり、反芻雨思考を自分のプラスになる解決思考で、行動的なものに して行きましょう。

 

まとめ

  • 繰り返し頭に浮かぶ思考を反芻思考と呼ぶ
  • 他の事をするべき時にも浮かんでしまう反芻思考は侵入型で特に注意
  • 反芻思考はうつ病の原因と考えられている
  • 反芻思考の程度を確かめるテストがある
  • 反芻思考には対応策がある

 

 

 

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