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HSP☓非HSPカップルの強み!気質の違う二人が生み出すメリットを解説
大なり小なり「敏感さ」の違いは全てのカップルにあります。
中でもHSP=敏感さん(人一倍敏感な気質を持っている人)は
パートナーと一緒に過ごす際、持ち前の敏感さが
メリットになるときもデメリットになるときもあるのです。
今回は「HSP☓非HSPカップルの強み!」を解説
二人の敏感さが違っているからこそ起きるメリットをご紹介します。
- パートナーを通して体験できることが増える
- お互いをカバーできる
- 違いを受け入れると人格が磨かれる
- 自分の認めたくない嫌な面にも気付ける
パートナーを通して体験できることが増える
パートナーとの気質の違いを理解してそれを楽しめるなら
二人にとって面白い、ワクワクする関係でいられる場合が多いです。
もしあなたが敏感な気質で
休日は家でゆっくりと過ごす場合が多いなら
非HSPのパートナーが外に連れ出してくれることや
初めて参加するイベントなどは人生を豊かにしてくれる可能性が高いです。
またパートナーはあなたの物事に対する繊細さ、考えの深さを楽しむ事ができます。
これは似た者同士では味わえないことです。
相手を通して自分には歩めない人生を体験できます。
HSP☓非HSPお互いのメリット
お互いをカバーできる
お互いの敏感さの違を理解して、二人で1つのチームのようになれるなら
他のカップルよりも守備範囲が広がりより多くのことを達成できる可能性が高まります。
これには
「自分と違うところにも柔軟になる=心理的柔軟性」
必要があります。
二人の良い面が合わさると
カップルのチームワーク
- 敏感な方が細やかなことに気が付き
- パートナーがそれに基づいて行動する
と言ったチームワークが生まれます。
HSP=敏感さんはリスクが発生する前の「芽」に気がついたり
人間関係でも相手の心情を察する能力が高いです。
しかし、相手の反応や、刺激に圧倒されやすく、疲れやすいです。
それを理解してくれる非HSPのパートナーがいれば
行動を引き継いでくれたり、実践してくれることでお互いの強みが強化されます。
5人に1人いると言われている「生まれつき特に敏感な人=HSP」
カップルの場合36%の確率でどちらかがHSPです。
自分、相手の敏感さの違いを理解するため、多くの人にとってカップル関係の必読本です!
違いを受け入れることで人格が磨かれる
気質の違う二人が一緒にいるためには
パートナーのことを理解し二人の間に
意識したいポイント
- 工夫
- 尊敬
- 寛容さ
をプラスしていく必要があります。
相手のことを決めつけたり
二人の違いに失望したり
腹をたてること無く
気質の違いを理解し
受け入れて一緒に過ごす方法を学ぶことができます。
夫婦の性格を調査した研究でも
「似たもの夫婦」はそのままのことが多いですが
「似ていない夫婦」は
- お互いの性格を変え
- 相手に似ていき
- 自分の中に新しい側面を育てていく
事がわかっています。
気質に違いの有るカップルはお互い学び、教え合い
成長していく可能性が高いカップルとも言えるのです。
自分の認めたくない嫌な部分にも気付ける
気質の違うカップルのメリットの1つに
「認めたくない自分の嫌な部分にも気付くことができる」
があります。
二人が似た者同士だと気づかない面も
気質が違うからこそ分かる時があります。
HSPの人は
- 自分がまだ起きてもいない不安に振り回されすぎていること
- 相手の顔色を気にしすぎて自分の意志を伝えられない所
- 集団や上司の方針に振り回されて自分を大切にしていない所
などはHSP同士より
非HSPのパートナーのほうが気づきやすく指摘してくれる場面が多いのです。
逆に
- 仕事を忙しくしすぎて生活が乱れてしまっていること
- 深く考えず怪しい団体やセールスマンの口車に乗ってしまっていること
- 子供の繊細な感情に対するケアや日常のリスク管理をあまりしないこと
などはHSP=敏感さんの方が気づきやすく
早めにパートナーを指摘して注意をうながすことができます。
HSPにとってのメリット
気質の違う非HSPのパートナーと過ごすことで
HSPには以下のようなメリットがあります。
- 精神的な動揺から守られることが多い
- 行動的な作業などを支援してくれる
- 活動的になりチャレンジを増やせる
HSP=敏感さんには
「人にお願いごとをするなんて、なんか申し訳ない」
のように「頼みごと・お願い事」
をするのが苦手な人が多いです。
しかし非HSPがパートナーの場合
遠慮せずに頼ってくれることで安心感や、やりがいを感じる人が多いようです。
またHSPが刺激や緊張から精神的に動揺してしまったときでも
非HSPが安定している場合が多いことに助けられることが多いです。
一人では到底ムリだと思っていたようなことにも非HSPのパートナーが
背中を押してくれて挑戦できることも増えます。
非HSPにとってのメリット
気質の違うパートナーと過ごすことは
もちろん非HSPにもメリットが多くあります。
- 繊細な世界を楽しむことができる
- トラブルを未然に警告してくれる
- 生活が健康的になる
例えば一緒に散歩しただけでもHSPのパートナーは多くのことに気が付きます。
さらにHSPは
HSPが好きなこと
- 美術・音楽・文学など文化的なこと
- 政治・哲学・環境問題
- 瞑想・マッサージ・リラクゼーション
などに関心が強い事が多いので
非HSPにとっては世界観が広がる場面が多いです。
またHSPの、先を見通しリスクや人間関係など様々なことを警告してくれる
ところは非HSPにはとても助かることがあります。
さらにHSPは睡眠・食事・運動・休息からくる体のサインにも敏感です。
二人で一緒に過ごすと自然と非HSPさんの生活も改善されていたなんてことも多いようです。
HSPが勘違いしがちなパートナーの気質
HSP☓HSPカップルの50%は
「パートナーのことを非HSPだと思い込んでいる」
という調査があります。
どんなカップルでも敏感さが完全に同じレベルなんてことはありません。
HSPによっても何に敏感なのか、カテゴリーが違うことも多いようです。
敏感さも様々
- 五感のどれかが敏感
- 生活や環境に敏感
- 政治や哲学、文化的なことに敏感
- リスクに対して敏感
これが生まれ育った環境や、親の考えなどにも影響を受けているため
どのカップルでも敏感さに差が生じます。
解説のために、わかりやすくHSPと非HSPの2タイプに分けて説明しましたが
しっかりパートナー向き合い
タイプ分けではなく相手を見てコミニケーションを取ることをおすすめします。
敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術 (フェニックスシリーズ)
まとめ
どんなカップルも敏感さ差があり、完全にぴったりということはありません。
中でも今回は、敏感さの差が大きい二人が生み出すメリットについて解説しました。
敏感さに大きな差が有る相手をパートナーに選べば全てが上手くいくという訳ではありません。
どんなカップルにも二人の関係の間に
- 工夫
- 尊敬
- 寛容さ
そしてどんなものにも良い面と悪い面があります。
次回はHSP☓非HSPカップル特有の問題点を解説します。