別れるカップルの喧嘩の仕方4つの特徴!感情の高ぶりに気付く方法を解説【HSP必見】

悪い喧嘩 愛キャ地

別れるカップルの喧嘩の仕方4つの特徴!感情の高ぶりに気付く方法を解説【HSP必見】

 

心理学者で良好な恋愛関係研究の第一人者のジョン・ゴットマン(john gottman)

彼は喧嘩したカップルを観察すれば

彼らが別れるかどうか91%の確率で言い当てる事ができると主張しています。

 

 

別れるまで アイキャッチ

 

 

ゴットマンが指摘する悪い喧嘩は

ヨハネ黙示録の四騎士」と呼ばれる4つの特徴が出るかが問題だそうです。

 

 

冷え切った喧嘩

 

 

 

その4つとは、重要度の高い順

 

ヨハネ黙示録の四騎士
  • 批判
  • 軽蔑
  • 防衛
  • 無視

 

です。

つまり、喧嘩が起きた時に相手を

 

 

喧嘩の仕方に要注意!

  • 強く批判
  • 皮肉めいた言葉で軽蔑を示し
  • 自分の身を守るために相手を貶める無意味だと断じる
  • 責任を押し付ける拒絶や無視する

 

 

などが起きている場合91%の確率でそのペアは解消される

というのがゴットマンの長年の研究成果でわかっています。

 

 

 

 

今回は「ヨハネ黙示録の四騎士」が起きてしまいやすい状況

=喧嘩による刺激の高ぶりに気づく方法をご紹介します!

 

 

 

 

愛する二人別れる二人―結婚生活を成功させる七つの原則

 

 

喧嘩の刺激が高ぶると悪い喧嘩になりやすい

 

ゴットマンは対話中に刺激過多になる悪影響について特に注目し

研究室でカップルをあえて興奮させ、刺激過多状態でどうなるかを調べました。

 

HSP親密さ怖れ アイキャッチ

 

 

どんな人でも喧嘩や言い争いで、刺激が高ぶることをひどく嫌がります。

 

刺激に対して敏感なHSP=敏感さんは特にです。

 

 

HSPの特徴 アイキャッチ

 

怒ってる相手が苦手

 

 

 

人は刺激過多の状態で言い争いや喧嘩を続けていると

全てに不満を感じるようになり

 

「言い争いから逃げる」か「相手を完全に支配する」かを選ぶ事が多く

結果、「ヨハネ黙示録の四騎士」を行ってしまいます。

 

 

攻撃性を感じて混乱する

 

 

まずは刺激過多の状態に気づくことが悪い喧嘩を止める第一歩です。

 

 

5人に1人いると言われている「生まれつき特に敏感な人=HSP

カップルの場合36%の確率でどちらかがHSPです。

自分、相手の敏感さの違いを理解するため、多くの人にとってカップル関係の必読本です!

 

ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき―HSP気質と恋愛― 

 

 

ゴットマンがまとめた外見でわかる刺激過多のサイン

 

喧嘩中や言い争いの時に刺激過多になっていないかを

 

ゴッドマンがまとめた外見のサインをもとに、お互いに確認することが出来ます。

 

 

刺激過多のサイン
  • 正常時より脈拍が増加している(大体90〜100/分)
  • 腕組みをしたり、腰の向きを相手からそらす
  • 刺激を減らすため目を閉じる時間が長くなる、まばたきの回数が増加する
  • 髪の毛、ペン、ティッシュをいじったり、手で顔を覆うときもある
  • 顔面筋が引きつって見える
  • 顎を強く引き、上唇の色が隠れるぐらい唇を固く閉じている
  • 目尻が上がると同時に、両眉は眉間の中央によるか一直線=悲観筋の緊張
  • 声は上ずっていく
  • 呼吸は胸ではなく口で行い浅い
  • ため息を付いたり、言葉を語尾まで言えない、重複する、噛む、言い抜かす、どもる、「えー」が連発する

 

 

更に全体的に高ぶっている人が示すサインは以下の通りです。

 

 

全体的に高ぶっっている時のサイン

  • ユーモアや関心を示さず、何に対しても明るい表情で反応しなくなる。
  • 驚異に対して用心深く、ネガティブに考え始めたらそれがずっと続く
  • 新しい情報、洞察を受け付けなくなり、何を言っても無駄状態になる

 

 

刺激過多状態の人に振る舞いを改めてもらいたいと思う時

これらのサインが出ている場合は一旦諦めましょう。

 

 

叫ぶ少年

 

 

パートナー相手でも子供相手でも

怒りを使って行動を改めさせると直ぐに改善すると思い込みがちです。

 

HSP非HSPカップル アイキャッチ

 

相手が刺激過多の状態から開放され、リラックスしていなくては

こちらの言葉は届きません。

 

 

義務でも権利でもない

 

 

また、新しい行動や振る舞いは身につけるまで、繰り返し練習し

自動的にできるようになるまで時間が必要なもので有ることも忘れないようにしましょう。

 

 

「マインドフルネス」を意識することで自分の状態を認識したり客観的になる練習ができます。

 

4つのポイント

 

説明がわかりやすく、とても使いやすいのでマインドフルネスを始める最初の本におすすめです!

 

マインドフルネスであなたらしく -「マインドフルネスで不安と向き合う」ワークブック- 

刺激過多の喧嘩・高ぶりから身を守る方法

 

HSP=敏感さんの研究で有名なエレイン・N・アーロンが解説する

 

「高ぶりから身を守る方法」をご紹介したいと思います。

 

高ぶりから身を守る方法
  • 片方が疲れていたり、刺激過多、他のストレスがあるとき、さらに高ぶりそうな話をしない
  • 外部の刺激から守られた静かな環境(森の中、浜辺など)で話をする。
  • 緊張する話は配慮して優しく話す
  • 相手が問題を軽減してくれたら、、何であれ感謝する
  • 上手くいかなかったり、違和感がある時は、自分でも修正を試み、相手の努力も善意に捉える
  • 自分の欲求を傷つけずに受け入れていい、妥協点を探す
  • 刺激過多になったら脈拍を測り休憩が必要か客観的に判断する
  • 平静に戻るには少なくとも20分かかる前提で休憩時間を決める
  • 話し合いをいつ再開するか約束しておき、あまり先延ばしにしない
  • 良い思い出が、悪い思い出を大きく上回るように二人の関係を活性化する

 

さらにアーロンは自分のケアを大切にすることを強調しています。

 

セルフケアを行う

  • 瞑想
  • マッサージ
  • 健康的な食事・運動
  • セルフコンパッション(自分を労る)

 

などを通して刺激過多から回復することで

喧嘩や言争い中も視野が狭まらず、落ち着いていられるようになります。

 

友情

 

 

敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術 (フェニックスシリーズ)

 

悪い喧嘩の仕方・無意識に行う精神攻撃「ラベリング」に注意!

 

悪い喧嘩の見本といえるのがラベリングです。

 

2017年オターバイン大学ノーム・スペンサー博士

有能なプロパガンディスト=(宣伝や広告、広報活動、政治活動を行う人達)

が使っていた7つの手法を抽出しました。

 

 

その中で

「敵対する個人や勢力の名声・業績を傷つけるのに最も効果的で効果が高い方法」

 

として紹介せれたのが「ラベリング」です。

 

HSP☓非HSP アイキャッチ

 

過度に論理的な人

 

 

ラベリングとは相手に「ある種のレッテル」を貼り付けることです。

 

昔から

お相手
「この負け犬!」「メス豚!」「あいつらは非国民だ」「キチ○イ」

 

などに代表されるように、相手にレッテルを貼り、それらの持つ

マイナスのイメージを相手の人間性のように見せて攻撃する手法です。

 

日常で行われるラベリング
  • 髪を染めた⇨非行少年」のレッテルを貼られ、反社会的なイメージをラベリングされる
  • アニメや漫画が好き⇨オタク」のレッテルを貼られ、根暗なイメージをラベリングされる
  • 飲み会を断る⇨酒が飲めない奴」のレッテルを貼られ、付き合いが悪いイメージをラベリングされる

 

このように

あえて悪いイメージのものをラベリングして相手を攻撃する方法があるのです。

 

 

バイアスの強い上司

 

 

この「ラベリング」

パートナーとの喧嘩の中で無意識に行ってしまうことが多いのです。

 

無意識のラベリングで攻撃
  • 「馬鹿」じゃないの?
  • あなたって「合理的に考えられない人」だよね
  • すぐに「感情的になる人」だよね
  • 肝心な時に「頼りにならない人」だよね
  • あなたって家事をしない「怠け者」だわ

 

 

ラベリングしパートナーを批判・攻撃することで二人の関係は悪化していきます。

 

 

具体的に、どのような行動に対して、どんな改善を求めているかを

アサーションを意識して伝えてみるのがおすすめです。

 

アサーションDESC法 アイキャッチ

 

 

 

 

まとめ

 

 

まとめ

  • 別れるカップルが行う喧嘩には4つの特徴=ヨハネ黙示録の四騎士がある
  • ヨハネ黙示録の四騎士が起きやすいのは刺激過多の状態
  • 刺激過多を避けたり回復してから話し合うのが重要
  • 無意識で行うラベリングは強い批判・攻撃になるので特に注意

 

 

私達は疲れていたり、刺激過多の状態になると

誰かに要望を伝えたい時「攻撃的な自己表現」を自然に選択してしまうものです。

 

自分の状態を認識する「マインドフルネス」のトレーニングと

脈を測る、話し中でも休憩を入れるなど具体的な方法を実践して

丁寧なコミニケーションを心がけたいと思いました。

 

 

 

 

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