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【注意!】瞑想に副作用!?瞑想することで起きる可能性のあるデメリットやマイナス面を紹介
瞑想は1990年頃から科学的に研究が盛んになってきた分野です。
なので未だに全ての効果やリスクが判明しているわけではありません。
googleなど瞑想を取り入れる企業も出てきたことから
瞑想を始めるビジネスマンも多いと思います。
ですが、瞑想の効果がプラスに出る人と
一定数マイナスに出る人が分かれていることは意外と知られていません。
今回は瞑想を行うことで起きる可能性のあるマイナスの面をご紹介しようと思います。
瞑想とデメリット:モチベーションの低下
ワシントン大学の実験では15分の瞑想を行った被験者は
普通に休憩を取ったグループより作業へのモチベーションが10%低下したと報告しています。
瞑想を行い、自己を客観視することで目標へ向かう気持ちが下がったのかも知れません。
瞑想はやる気や意志力にあまり左右されない
習慣化された行動の合間にルーティーンのように行うのが良いかも知れません。
説明がわかりやすく、とても使いやすいのでマインドフルネスを始める最初の本におすすめです!
瞑想とデメリット:ネガティブな感情の増加
神経科学者ウィルピー・ブリットンらのレビュー研究によると
定期的に瞑想を行う人の約1/4が
瞑想でメンタルが悪化する場合も有る!
- パニック発作
- うつ病
- 解離感
などの副作用を報告したとしているようです。
約25%と聞くとかなり多く感じられます。
もともと精神疾患を持っていた人や、メンタルの弱さを気にしている人が
瞑想に取り組む割合が多いなどの理由から、このような数字が出たのかもしれませんが。
ですが、瞑想で集中が高まった結果
自分の感情へ過度に過敏になったのが原因とも考えられているようです。
瞑想でデメリットが出やすい人の特徴と注意点や
瞑想を安全に始めるためのポイントなどは下のリンクを参考にされて下さい!
また、過去の記事でも少し触れているのでそちらも参考にされてください。
2021/7/16に発売された鈴木祐さんの新刊!
瞑想でどのような状態を目指せば良いか
分かりやすく解説されています。
この記事の内容以外にも「反芻思考対策」にも使える最新テクニックが
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瞑想とデメリット:自分本意な思考の強化
2018年以降に行われたテストの中には
瞑想のトレーニングを行ったグループの1部は
- 慈善団体へのボランティアに参加する意思が大きく低下
- ナルシシズムの度合いが大きくなる
- 自意識(自己に注目する度合い)が増強された
などの変化が見られたとする報告も有るようです。
どうして瞑想に副作用があるのか
瞑想により副作用やネガティブな面が現れることは宗教の世界でも昔から指摘されていたようです。
- チベット仏教:ニヤムス
- 座禅:魔境・禅病
など、瞑想を行うことで起きるマイナスの面を指摘する言葉もあるようです。
瞑想は1960年代に心理学の世界に科学的に紹介され
数多くのメリットが報告されてきました。
瞑想以外にも言えることですが
体に良い、メンタルに良いと言われる行動の中に
デメリットが潜んでいるのは普通のことです。
どんな方法にもリスクは有る
- ダイエット=摂食障害や老化を引き起こすリスクが有る
- 運動=怪我・熱中症・脱水症状・関節痛などのリスクが有る
- 睡眠=長時間睡眠にはデメリットが多い
このように、健康の基本である
運動・食事・睡眠の改善にも方法を間違えるとリスクは発生するのです。
効果があるものには危険性もあります。
普段身体を動かしていない人が突然激しい運動を初めたら危険です。
これまでの食生活を一変させるような過激なダイエットもリスクがあります。
寝過ぎも体に良くない面が多いです。
それと同じように、瞑想を行い自己や意識についての取り組みを始める時
ある程度段階を踏むことや、自分に合った方法を選ぶことも必要になってくるようです。
まとめ
今回は瞑想のデメリットをご紹介しました。
今、瞑想についてはメリットだけを知らせる情報が多いのかも知れません。
ジムのパーソナルトレーナーのように
身近に専門的な知識を持った人が少ない瞑想に取り組む際
できるだけ科学的なアドバイスを参考にするのがおすすめです。
このブログでも瞑想を安全に行う際のポイントを解説していきます。
参考にして頂けると幸いです。