目標を掲げる、計画を立てる、前進する。
言うのは簡単でも、実際行動に移すのはかなり難しいことです。
今回は、心理療法で確立されているされている8ステップからなる前進テクニックをご紹介します。
皆さんもぜひ紙とペンを用意して実践してみてください。
目次
目標に向かって8ステップ前進戦略
今回8ステップからなる前進テクニックをご紹介します。
きっちりこの手順通りに行わなくても構いませんし、自分にあった設問に変更してただいても構いません。
今回は前進戦力ですので、目標がある方は取り組みやすいと思います。
自分の心からの目標を見つけたいという方は↓自分について理解し学ぶのもお勧めです。
ステップ①目標を設定する
やり遂げたいと思ってはいるけど、無理そうだと感じていること。
手が届きそうも無いため、選択肢だと考えていないような事を見つけてみるのも良いかもしれません。
自分の内面に深く入って考えてみしょう。
現状からゴールを考えると道のりが1つしかないと感じてしまいやすいですが、ゴールから設定すると到達するための道が複数あることに気付きやすくなります。
ステップ②望みを書き出す
紙を一枚用意してその一番下のところに次の文章を書きましょう。
ステップ1で考えたことをもとに空欄を埋めましょう。

:英語を勉強して一人で海外旅行にいく
:貯金をして彼女と結婚する
ステップ③理由
紙の一番上に♯1と書き、どうしてステップ②に書いた事が出来ないと思うのか、一番の理由を書きましょう。
:学生の頃英語が苦手科目だった
:貯金が成功した試しがない
それが出来たら次の文章を♯1の下に書きましょう。
空欄を埋めてください。

:勉強と違って自分から進んで学びたいと思っている
:同じ給料の同期が貯金できている
ステップ④最小限の前進
♯②として、ステップ③の文章の下に、紙の一番下に書いたことをやり遂げる道を示してくれるもので、自分にもできそうな、ごく簡単で小さな事を書き出してください。
これは焦ったくなるほど小さい、最小の前進で構いません。

:英語が得意な友人に電話してみる
:貯金箱に1円入れてみる
ステップ⑤分割
♯3と書き、紙の一番下に書いてあることについて「どうすればそれをもっと小さな構成要素に分割できるか」を考える。
過去に、偶然でも良いのでその構成要素みたいな事をした事がないか、近い行動を3、4個リストアップする。
:子供向けの英語番組は楽しんで見ていた
:小さい頃お年玉を貯めていた
そしてその構成要素のような行動を、自分がまた繰り返し行動するまでに何日かかりそうかも書き添える。
ステップ⑥成功のイメージ
5分以上かけて、紙の一番下に書いた事をやっている自分を視覚化する。
外部の観察者の目で自分を眺める。
得られたイメージに満足できたら熟考ストップ。

ステップ⑦支援者
♯4として、この目標に努力するあなたを進んで勇気づけ支えてくれそうな人の名前を、全て書き出す。

:家で飼っている猫ちゃんはいつでも私の味方
:TwitterのフォロワーさんやFacebookの知り合いも応援してくれる
ステップ⑧段階的ステップ
♯5として、いつか最終目標に少しでも近づけてくれそうなステップで、他に思いつく事を全て書き出す。
勉強方法を調べる→英会話教室かオンラインか決める→時間の確保→教材の購入。
目標額を決める→講座で貯めるか貯金箱にするか→貯金について科学的なやり方を調べる→到達金額ごとに小さなご褒美を設定する
最後のステップを書いたら、紙の一番下の目標に向けて矢印を書く。
この矢印は、あなたが徐々に前進している事を象徴している。
まとめ
このステップワークを行っている時点であなたは目標と向き合い、進み始めている実感が得られるはずです。
すごく小さなスタートを切り、大きな目標を分割し、独りでなく支援者に目を向け、目標までを段階的に整理する。
これからもしばらくは計画や目標達成について書こうと思うのでよければ参考にしてみてください。
:英会話の勉強を始める
:貯金をする