社会で嫉妬されやすい状況を回避する方法/嫉妬深い人への対応策

嫉妬する人

嫉妬は昔から音楽や劇、絵画など様々なもので表現され続ける人間心理。

 

ギリシャ神話でもゼウスの奥さんがすごく嫉妬深い存在として語られているほど全ての人間の心にあるコントロールしにくい感情の一つだと思います。

 

今回はそんな嫉妬に着目して嫉妬されやすい状況を回避する方法と対応方法のヒントをみなさんにご紹介します。

 

誰も人から妬まれて嫌味を言われたいとは思っていません。

 

また上司とのコミニケーション術でもご紹介しましたが、上司から嫉妬されるとパワハラを受ける確率が上がるなどろくな事はありません。

 

まずは嫉妬が起きやすい環境を知って対策をしましょう。

 

 

 

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社会で嫉妬されやすい状況を回避する方法/嫉妬深い人への対応策

 

まず嫉妬が特に起こりやすい状況を説明します、この二つの条件が揃うと嫉妬は起こりやすいです。

 

二つの条件
  1. 対象が身近な人であること
  2. 自分の分野であること

 

この二つが揃ってしまうと人間の嫉妬はMAXに発動されやすくなります。

 

日本人の不安と協調性 アイキャッチ

 

身近な存在への嫉妬

 

もちろん外国の富豪や、会ったことない芸能人やアイドルにも嫉妬することはあります。

 

ですが人間が特に強く嫉妬や妬み、また怒りなどのネガティブな感情を覚えるのは自分の影響で変化させられると感じている身近な存在です。

 

比較 アイキャッチ

 

 

ですので身近な人や、部下などはより嫉妬の対象になりやすいですし、意外にも恋人や、夫婦関係、親子のトラブルや虐待などにも嫉妬心や妬みは大きく影響していると言われています。

 

嫉妬する人

 

身近な人への嫉妬や妬み例

  • 自分の時代より、部下は自由で苦労が足りないと感じる
  • 仲良しの同僚が先に結婚したが素直に祝えない
  • 幼い娘に似合わない服を着せたり変な髪型にしてしまう
  • 東大出てても社会で通用するかは別だ!と部下に言いたい

 

 

 

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自分の分野での嫉妬

 

また分野での嫉妬も特に発動しやすいです。

 

得意分野はその人のアイデンティテー(その人を作る要因)として大きな部分を占めています。

 

コンプレックスに感じている分野、専門分野、趣味の分野など

自分の分野で追い抜かれたり、自分より上手くやってる人が賞賛されている姿を見たとき、自分の価値が下がったように感じそれを回復するために嫉妬や妬みが生まれます。

 

下方比較 アイキャッチ

 

 

さらに競争や比較は嫉妬を強くする要因です。

 

分野での嫉妬例

  • 歌好きの人がカラオケ番組を見て出演者を非難する
  • オタクが話の主導権を取り合って会話にならない
  • 人気の人物の陰口を言ってしまう
  • 自分より広い家に住む人に「掃除が大変そうですね」と言う

 

 

ネガティブな感情が成功を呼ぶ

 

嫉妬してきた相手にしてはいけない対応

 

嫉妬してきた相手への対応策として一番やってはいけないことは、相手と戦ったり理論的な話を展開して相手の嫉妬心が間違っていると証明することです。

 

相手と不仲になりたい時は有効かもしれませんが、これから長く付き合って行かなくてはならない相手と戦ったり、言い勝っても未来は明るくありません。

 

戦い

 

 

嫉妬心から攻撃や嫌がらせ、悪い噂を流される、パワハラなどが起こる可能性があるのでやめておきましょう。

 

 

妬みの七変化 アイキャッチ

 

 

また嫉妬された時は、相手のことをより深く知るチャンスだと考えることもできます。

 

これから紹介する対応策を行うことで相手が何を望んでいるのかを知り、関係をより深める絶好の機会にもなります。

 

聴くコミ 後半 アイキャッチ

 

 

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嫉妬深い人への対応策

 

相手に打ち勝ったり言い負かしたりする方法は他にもありまので機会があればまたご紹介したいと思います。

 

今回紹介する対応策は相手と友好な関係を保ったり、社会での活用を目指すコミニケーション術です。

 

対立するリスクを下げ友好な関係になることが目的です。

 

友好関係

 

結論から言いうと 「嫉妬や妬みを防ぐ一番の方法は相手を肯定する事です」

 

 

どうして相手を肯定すると嫉妬や妬まれにくくなるのか説明します。

 

嫉妬の理由は基本的に、嫉妬する人の心の中で起きている「比較」「羨む気持ち」「自己肯定感や自尊心の低下」です。

 

嫉妬と妬みの違い アイキャち

 

相手と自分を比べて羨ましく思い、自分の居場所や、社会的な立ち位置、存在意義などが下がったように感じています。

 

なので、相手を肯定して「対比」や「対立」の立場から味方のような立ち位置に移ることで相手からの嫉妬は減ります

 

なぜなら、人間誰しも成功者は妬ましいですが、味方なら自己肯定感を高めてくれる存在になるからです

 

 

味方を妬まない例

  • 国会議員や医者はお金持ちで妬ましいが親戚にいれば自慢する
  • この部下が優秀なのは私が手塩にかけて教育したからだ
  • 俺の親戚に有名人がいる
  • 同じ出身に有名人がいる

 

影響力

 

ですが相手が嫉妬して攻撃的になっているときに肯定するなんて火に油をそそぐようだと感じる方もいるかもしれません。

 

ですので嫉妬してくる相手を受け止め、敵対関係から脱するテクニックを2つご紹介します

 

 

 

他人とうまくやっていく

嫉妬深い人への対応策(敵対関係から脱する2つのテクニック)

 

①意見を褒める

 

嫉妬されて嫌味を言われたと感じた瞬間に、その意見を褒めましょう。

 

自分の意見を素直に聞いて、認め、感謝してくる相手と対立や敵対するのは心理的にとても難しいです。

 

これは相手を褒めているのではなく意見を褒めていると割り切る力も必要です。

 

 

例:

  • 確かに一理ある
  • そうかもしれない
  • アドバイスを感謝している
  • 言われるまで気づかなかったよ
  • 教えてくれてありがとう

 

②目標の違いを明確にする

 

自分とあなたが大切にしているものが違うと伝えてください。

 

妬まれたら、相手の目指しているものとの違い、相手の意見のテーマを理解し違いを伝える事で相手が一番大切にしているものを思い出させてください。

 

相手の夢や目標について聞くと特に効果的です。

 

 

目標の違いを明確にする例

  • 「独身で自由に使える額が多くて妬まれた時」= 目的の違い「僕は自己満足にお金を使ってしまうけど、あなたは家族のことを考えている」

 

  • 「自分より野球でいい成績を残したことを妬まれた時」=経験の違い「僕は甲子園だけ目指してたけど、親友ができたり青春したりするのも部活の醍醐味だ」

 

  • 「恋人やパートナーができたことを妬まれた時」=結果より意味を問う質問「あなたは結婚してからどんな家庭を築きたいんですか?」

 

上手な説得

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか嫉妬にまつわる心理や対応策をご紹介してきました。

 

どんな心理テクニックでもそうですが相手や状況は数限りなくパターンがあります。

ですがそれを引き起こす心理の根源は意外と単純なことが多いです。

 

ストレス対策の1つに「問題の対応策を持つこと」とあるように、相手の心理を考え対応策を練ること自体、嫉妬を受けるストレスを軽減させる効果があります、是非活用してみてください。

 

まとめ
・嫉妬は昔から語られる人間の特に強い感情の1つ

・嫉妬が起こるのは身近な人&分野被り・嫉妬してきた相手と戦うのは❌

・嫉妬されたら相手を肯定し、違いを伝える

 

相手の嫉妬を招いてしまう良くない自慢話の仕方はこちら↓

耳をふさぐ女性

 

 

 

 

 

 

実際の活用体験

たてがみアイコンこの活用体験は、私が今回紹介したテクニックを使うときに心がけていることや、使ってみた個人的な感想文です。皆様の活用に生かして頂けると幸いです。

嫉妬について色々書きましたが、嫉妬されないように頑張っても理不尽に嫉妬されることはあります。

そんな嫉妬された時に私が個人的に考えるようにしていることを紹介したいと思います

 

①「上手く行っている証拠」

嫉妬してきている人は、時にキツイ言葉を使って私を苦しめてきますが、それは彼らの苦しみの裏返しでもあります。

嫉妬されるということは、彼らは努力しても到達しない相手だと認めてくれたのと同じです。

と言うことは、私が行なっている努力やそれに伴う成果は「上手くいっている」と判断しても良いのではないかと思っています。

筋トレをしたり、本を読んで知識をつけても人にそれが伝わるようになるには相当努力しなくてはいけません。

そのような努力の成果や充実に関する嫉妬は自分のしていることが「上手く言ってる証拠だ」と捉えるようにしています。

 

お相手アイコン「歳をとったら筋肉なんてどのみち落ちるのになんでそんなに頑張ってんの?」

たてがみアイコン「そういえば深く筋トレの意味までは考えたことないですね〜(結構筋肉ついてきたみたいだな👌」

 


②「ありがたい」

 

私は以前、働いている事務所のカーペットが良質なことに嫉妬された経験があります😀

お相手アイコン「あなたの事務所のカーペットはコーヒーとかこぼしても水を弾くらしいけど、そんなの初めだけでどうせすぐに汚くなるから」

と言われました。

 

これも単純に相手が妬んでカーペットを無価値なものだと考え始めたわけです。

そこで使える考え方は「ありがたい、今の職場環境に感謝」だと思います。

嫉妬されたその状態や環境にただただ感謝します

人から嫉妬される状態は、大抵ありがたい環境や巡り合わせに自分がいる時です。

改めて自分が幸福なんだと自覚できますし、謙虚な気持ちになれるのでお勧めです。

さらに最近のポジティブ心理学でも「感謝」という感情が脳に良い影響を与えているという報告が多いみたいです。

具体的には感謝は脳の自己コントロール能力を高める力があるらしく、これが本当なら

嫉妬から感謝を行えばダイエットや貯金が捗る可能性があります笑!

是非是非試してみてください


③自分を上げてくる人

これは嫉妬とは少し違いますが、こちらを下げる代わりに、自分を上げて良く見せようとアピールするために人を悪く言うパターンも存在していると思います。

 

「あの人ケチだよね!」「あの人太ってるよね」「あの人なんかダサくない?」「あいつは仕事ができない」

 

私が思うに、この様な指摘をする人は指摘した人に「寛容になってほし」「痩せてほしい」「お洒落になって欲しい」

とそんなに思ってないと感じます。

 

ではどうして他人の事などそんなに気になるのでしょう?

 

これは恐らく「あの人と私は違う」と周りにアピールしているのだと私は思っています。

 

「あの人はケチ=私は器が大きい」「あの人は太っている=私は体型管理できてる」「あの人はダサい=私はお洒落に気を使っている」

「あいつは仕事ができない=俺はあいつよりできてる」

と言った感じです。

 

これは私が学生の頃よく行ってしまった話し方です。

私もですが、皆さんも傷つく事を軽い気持ちで言われた経験はあると思います。

それは彼らの自己アピール

言う側も私達への人格批判と言うほど強い気持ちではないので、軽く解釈してみましょう。

そして自分から人に言うのはやめておきましょう!

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